広島 平和記念聖堂
８月５日 朝早く 玄関のドワを開けると 団地の家々の間から朝陽が昇るところだった
なんという偶然であろう・・・・その位置に朝陽が昇るなんて思いもしないこと☝
今日は 原爆の日を前に広島の世界平和記念大聖堂で行われる
平和行事のバスツアーに皆さんと初めて参加する
朝の光に包まれるとき だれかに喜んでもらっているような気がした
わたしが 一層よろこぶように・・
広島平和記念聖堂
戦後直ぐに建てられた 多くの人々の思いのこもっている聖堂
ほんとうに重みを感じる
深い鎮魂
わたしは何度も堂内のモザイクのキリストを見上げていた
十字架には掛けられていない けれども
原爆で被災され傷ついた御身か・・・
原爆投下で無惨に亡くなられた広島市民の
それを表現されたそのキリスト像か？
歪んだ顔は輪郭が細く切れ切れの色でモザイクではめこんである
わたしは計り知れない思いの迫力を
目を凝らし見るが 焦点が定まらない
こういうの見ると堪らなく一人で感動し
正義感とか進取の気性とかで
問題に飛びついて真剣に取り組んでいたと思うのに
いやいや ただ自分の思いを通しただけ のこと
周りの人には迷惑なことだった
また 変な方向に話がいきそう・・・止めます
耐震工事を終えたばかりだと聞いたけれど
古さをそのまま残したのだろう
その不自由さ
それに触れることで 想像が広がる
きれいに快適にしたら観光化して
何にも伝わらなくなるだう
次々に世界中で 争いの火種ばかりが上がっている
テレビの報道を他人のこととは思えないけれども
術なくみているしかない
この度は
平和の糸をつむぐというテーマで
平和についてわずかでもふれ
大切なこと 忘れてはいけないことを思いかえした
『“神の子として 人間は皆 兄弟“ そう思って
戦争を起こさないための下準備をしましょう』
今回 耳に残った言葉だ
人を赦す❗ ということかな
それは難しいことであるけれど
すばらしいことだ
よい方向に
お互いによい方向に導かれていく
真の平和のためにほかにどんな方法があるのだろうか？
と話したら バスの隣の席の人は
あまいよ❗とハッキリ言われた(笑)
優しんだけれど きっと 本当に悪い人間に
出逢ったことがないんだね とも言われた
人は善である 人を信じるというのが
昔からわたしのモットー
だから多少のことはアルアルで気にしないのもある
帰りバスのなかで 夕陽を見た
きれいだった
私にできること わたしはまだ見つけられない
しかし わたしの中に蓄えられたものがあると思う
疲れることもなく
ありがたい一日を終え
夕飯も手早く作り 食べて
さっさとやすむことができた
